赤ちゃんグッズの収納をリビングに! レイアウトで意識する育児導線とは

赤ちゃん 収納 リビング レイアウト
小さなお子様がいるご家庭では、育児に必要と揃えた赤ちゃんグッズでリビングを占拠されてしまうことも少なくありません。収納方法を少し変えるだけで、リビングがスッキリし育児もスムーズに進むようになります。リビングに赤ちゃん用の収納を設置する際に意識したい、育児導線を考慮したレイアウトについて紹介します。

まずは赤ちゃんが過ごす場所を決める

育児導線
育児導線を意識した収納のレイアウトを考える際、はじめに決めておきたいのは赤ちゃんが日常的に過ごす場所をどこにするのかです。
日中リビングで赤ちゃんが過ごす場所をキープしたら、そのスペースを中心に、どうやって赤ちゃんグッズを収納するのかを考えていきます。ベビーベッドを使ったり布団を床に敷いたりして、まずは赤ちゃんのために安全性の高いスペースをつくってあげましょう。

おむつ替えの場所を固定する

育児導線
赤ちゃんのおむつ替えや授乳をする場所は、基本的に一ヵ所に固定するのがおすすめです。
必要なものはそのスペースの周辺に設置すれば、部屋のなかを行き来することなくスムーズにお世話をすることができます。おむつ収納はテレビ台のなかに入れてもソファの下に置いても良いでしょう。哺乳瓶などはキッチンで収納しますが、ケープや授乳クッションなどは授乳スペースの近くに設置します。

重要なのはおむつ替えや授乳をするスペースから、手の届く範囲に育児グッズを収納できるかどうかという点です。育児導線を意識したレイアウトがかなうなら、「テレビ台のなかに育児グッズを置くなんて」という固定概念は取り払ってください。おむつや授乳グッズだけに限らず、自分が赤ちゃんのお世話をする際に、いちばん楽だと感じる収納方法を考えてみてくださいね。

おもちゃは一ヵ所にまとめる

部屋のなかに散乱しがちな赤ちゃんのおもちゃは、かごやボックスにひとまとめにしておきましょう。
使うときにだけ出すようにすれば、散らかることはありません。放り込み収納ができるかごやボックスなら、おもちゃを使ったあとの収納も簡単になりますよね。出しっぱなしでもおしゃれに見える、素敵なおもちゃ収納のかごやボックスを選んでみてください。

お世話セットはバッグでひとまとめに

育児導線
綿棒や爪切りなど、赤ちゃん用のお世話セットはこまごましていて、いざ使いたいときになかなか見つからないことも多いですよね。そんな赤ちゃんグッズは収納ポケットが多いトートバッグなどにまとめて入れておけば、必要なときにすぐに取り出すことができます。バッグは壁に取っ手を設置してそこに掛けたり、フックなどを利用するのも良いですね。

赤ちゃんが過ごすスペースの近くにバッグを設置できれば、爪切りや耳掃除なども思い立ったときにすぐに行動に移すことができます。赤ちゃんが寝ている間にお世話を済ませたいというママにも、ぴったりな収納方法だと言えるでしょう。

マジックテープや磁石を活用する

「ここに収納があったら便利だな」とは思うけれど、これ以上収納ボックスを増やしたくない。そんなときには、マジックテープや磁石を活用するアイデアもおすすめです。テーブルや椅子の裏など、見えにくいところにマジックテープや磁石を付けるだけで、誰でも取り出しやすい収納スペースが完成します。しまいこむ収納ではないので、どこに何があるのかを簡単に見つけられ、パパにも片付けやすい収納を簡単につくることができますよ。

見た目よりも育児導線を優先した収納にしたいと考える場合は、見えないところだけでなく壁などに収納スペースをつくっても良いですね。マスキングテープでラベリングして、育児グッズの置き場所をそれぞれに決めてしまう方法もおすすめです。

あれば便利と購入した赤ちゃんグッズは、子どもが年齢を重ねるごとにどんどん増えていくもの。でも増やすがままにするのではなく、使わなくなった育児グッズは上手に処分することも必要です。育児の時短にもつながるセンスある収納方法で、今の育児に必要なものとそうでないものを、見極める力を身に付けてくださいね。

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