手洗い・うがいは、風邪やウイルス対策にも欠かせない習慣のひとつですよね。
でも子どもにとっては、忘れずに手洗い・うがいを毎日するのはなかなか難しいものです。そこで今回は、子育て中のママにおすすめの、手洗い・うがいが楽しくなる洗面空間づくりの方法をご紹介します。
大人も子どもと一緒に楽しみながら、手洗い・うがいの習慣化を目指しましょう。

毎日の手洗い・うがいには、洗面台を利用するという方が多いですよね。
ただし大人にとって使いやすい洗面台が、子どもにとっても使いやすい空間とは限りません。子ども目線で、洗面台を使いやすいスペースに変えるだけで、子どもの手洗い・うがいに対する意識はグッと高まります。
例えば水栓に手が届くようにちょうど良い高さの台を用意したり、水栓から水が手前に落ちるようなガイドアイテムを設置してあげたりすると、それだけで子どもの手洗い・うがいはずっとやりやすくなるはずです。
使いやすくなればそれだけ、子ども自身が自発的に行動できるようになります。自分から使いたくなるような洗面台を、子どもの意見を取り入れながら一緒に作ってみてください。

毎日使う場所だからこそ、やっぱり清潔な洗面空間をキープしたいものですね。
洗面台がいつもキレイな状態なら、大人も子どもも手洗い・うがいがもっと気持ちよくできるようになるはずです。洗面ボウルの中は洗顔や歯磨きの際にサッと洗う習慣をつけると良いでしょう。
洗面ボウル洗い用のスポンジを手の届くところに設置したり、手でサッと洗ったりすれば、掃除のハードルはぐっと低くなります。
ほかにも鏡は顔を拭いたタオルで拭いてから洗濯機に入れる、歯ブラシやハンドソープは掛ける収納で浮かせるなど、手間を掛けずにキレイをキープする洗面台の掃除方法を意識してみてください。
毎日短時間で掃除をすれば、汚れが溜まりにくくなりいつもスッキリした気持ちで手洗い・うがいと向き合えますよ。

どうしても子どもが手洗い・うがいを嫌がる場合は、子どものモチベーションを高めるグッズを活用しましょう。
例えば洗っているうちに色が変わるハンドソープを使えば、いつもサッと手洗いを済ませてしまう子どもでも、楽しみながらしっかりと手を洗うことができます。
手を洗えば30秒ほどで消える手洗い専用のスタンプを押して、子どもとしっかり手洗いの時間を確保する方法もおすすめです。
お気に入りのキャラクターのコップやタオルを用意すれば、うがいも進んでできるようになります。子ども専用のものがあると、それだけで子どものテンションは上がるものです。
声掛けだけではなかなか手洗いうがいが習慣化できない場合は、便利なグッズをどんどん取り入れてみましょう。

手洗い・うがいをうっかり忘れてしまうことが多い親子には、習慣を見える化する方法がおすすめです。
カレンダーやごほうびカードなどを用意して、手洗い・うがいが済んだらシールを貼ったりスタンプを押したりしてOKするといったルールを作りましょう。
手洗い・うがいが終わっているかが子ども自身も一目で見てわかりやすくなり、ごほうびのために手洗い・うがいが進んでできるようになります。

手洗い・うがいを習慣化させれば、風邪やウイルス対策に強い効果を発揮してくれることでしょう。
大人も子どもも一緒に、楽しみながら手洗い・うがいができる洗面空間を作って、毎日の習慣で予防に備えましょう。