一人暮らしを快適にするロフト空間の活かし方

ロフト空間
部屋を広く活用できるスペースといえばロフトですよね。
ロフトのある部屋は、天井が高くて開放感があるのが特徴です。ロフト付きの部屋に初めて住む場合は、どのように活用すればよいのか悩むかもしれません。
一人暮らしを快適にする、ロフト空間の活かし方を見ていきましょう。

ロフトの特徴を知ろう

そもそもロフトは、物置として使われる屋根裏部屋を指します。
しかし、物置としてだけでなく、多目的に利用できるスペースです。ロフトには上がるための専用のはしごや階段があります。
部屋の一部を、上部と下部の2層に分けることでスペースを有効活用できる反面、生活パターンによっては使わなくなる可能性もあります。
生活に合うロフトの活用法には、どのような方法があるのでしょうか。

収納スペースにする

ロフト本来の目的である物置スペースにする方法です。
仕切られていない空間であるロフトは、置くものを選びません。
例えば、暑い時期に使う扇風機を使わなくなったら収納するなど、季節性の物を置くこともできます。
キャンプが趣味の場合は、テントなどの大きな道具を収納することも可能です。

はしごのかかったロフトの場合、手で体を支えながら上り下りします。
そのため、大きな物を持っての上り下りが難しいと感じるかもしれません。
階段付きのロフトであれば、物の取り出しがスムーズにでき便利です。

寝室にする

ロフト空間
1Rや1Kでは、寝室を分けることができません。そこで、ロフトを寝室にする人もいます。
寝室を別にすることで、居住空間を有効的に活用することができるでしょう。
しかし、知っておきたいデメリットもあります。それは、熱がこもりやすいことです。

温かい空気は部屋の上へ、冷たい空気は下へ集まります。
そのため、部屋の上部にあるロフトは、冬は温かいですが、夏は暑くて眠れない可能性があるのです。ロフトを寝室にしたい場合は、扇風機やサーキュレーターを使って空気を循環することがポイントになります。

また、はしごで上り下りするロフトの場合、普段なら問題なくできるロフトへの移動が、体調が悪いときに足を踏み外してしまう可能性もあり注意が必要です。

ワークスペースまたは趣味の空間にする

ロフト空間
テレワークを行う会社も増え、自宅のワークスペースをどうするか悩んでいる人もいるかもしれません。
ロフトをワークスペースにすると、仕事とプライベートを切り替えしやすくなります。リモート会議で生活感のある部屋を映したくないこともあるでしょう。
ロフトをワークスペースにすると、映り込むスペースが限定されます。

また、趣味で集めている物がある場合、一人暮らしだと飾るスペースがなく、箱にしまったままになっているかもしれません。
ロフトは、趣味の空間として好きなものを飾るスペースにおすすめです。
そのほかにも、本をじっくりと読む空間にするなど、多目的な使い方ができますよ。

部屋干しスペースにする

ロフト空間
一人暮らしの場合、午前中に洗濯ができない日もあると思います。
ロフトを部屋干しスペースにすると、急な来客があっても生活感を出さず洗濯物を干すこともできます。窓が付いているロフトなら、湿度がこもらず部屋干しをすることも可能です。
しかし、部屋干しスペースにすると、衣服のほこりがロフトにたまりやすくなります。
ロフトにハンディ掃除機やモップなどを置いて、手軽に掃除ができるようにしておくのもおすすめです。

ロフトは多目的に使うことができる空間です。
しかし、上り下りが面倒になり使わなくなるケースもあります。
収納スペースとして活用するほかにも、自分の生活に合う活用法を試してみてはいかがでしょうか。

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