マテリアリティ
センチュリー21・ジャパンのマテリアリティ
当社は2021年度にサステナビリティ基本方針を新たに策定するとともに、重点的に取組むべきマテリアリティを以下のように特定しました。
当社のマテリアリティ特定のプロセス
マテリアリティ特定のプロセス
当社は国際的なフレームワークであるSDGsとISO26000を参考に社会課題を洗い出し、206項目のロングリストを作成しました。206項目の社会課題について当社事業への影響度合いとステークホルダーにとっての重要度を考慮し、他社の動向等を参考にして30個の課題に絞込み、類似項目の整理を行い、8つのマテリアリティに統合・集約し特定しました。
ステークホルダー
8つのマテリアリティ
1. 既存住宅流通促進への寄与
廃棄物の削減と持続可能な消費と生産の実現を重要な社会課題と認識し、既存住宅の流通に積極的に取り組むことにより、住宅ライフサイクル延長による適切な資源循環に貢献してまいります。
2. 環境負荷低減への対応
気候変動への対応に貢献するために、関連するステークホルダーの協力のもと、再生可能エネルギー等、環境にやさしい製品・技術を積極的に取り込み、サステナブルな環境を目指します。
1. 不動産会社の成長支援、DX推進
不動産流通業の変化や住宅への付加価値創造などに資する施策を通じて、雇用の創出、加盟店のイノベーション支援やデジタルデバイド(IT格差)解消により、不動産会社の成長を支援し、持続可能な不動産業界の発展に貢献してまいります。
2. 高い生産性と働きがいのある労働環境の整備
安全かつ健全な労働環境、人権の尊重やダイバーシティを意識し、多様な価値観・才能・ライフスタイルを持つ人材が個々の能力を最大限に発揮して生産性の高い組織づくりを進めてまいります。
3. グローバルな不動産流通への貢献
グローバルブランドのフランチャイズネットワークを活用し、海外の方への住まいの提供や不動産取引の拡大に貢献してまいります。
1. ガバナンスの強化
株主をはじめとする全てのステークホルダーの利益を考慮し、経営環境の変化に対応するために正確な経営情報の把握と機動的な意思決定を可能とする経営管理機能の充実を図り、企業価値の向上を目指して、より透明性の高い経営体制の構築に努めています。
2. コンプライアンスの徹底
当社はコンプライアンスを経営の重要課題と位置づけ、コンプライアンス委員会を設置し、法令や企業倫理の遵守に努めております。また、ジェンダー平等の実現を視野に入れ、役職員に対する継続的な教育や啓発の促進を行っております。一方、消費者保護の観点より個人情報や情報セキュリティなどにも適切に対応をしてまいります。
3. パートナーとの取組み
人権尊重の観点より不当な強制労働の根絶、気候変動への対策、法令順守等についても取引先に働きかけてまいります。