一人暮らしの生活を豊かに! ベランダ菜園に挑戦してみよう 

 ベランダ菜園
一人暮らしのアパートやマンションでは、ガーデニングを楽しむことができないと思っていませんか。
そんな方にぜひ挑戦してみてほしいのが、ベランダ菜園です。広い庭がなくても、ベランダで育てられる植物は意外と多いものです。
野菜の成長を見守ることは、生活にハリを与えます。また自分の手で育てた野菜を使えば、食費が節約でき、手料理の味も一段と美味しく感じられるのではないでしょうか。
この記事ではガーデニング初心者でも挑戦しやすいベランダ菜園について、ご紹介していきます。

ベランダ菜園を始める前の注意点

 ベランダ菜園
・ベランダ菜園が禁止されていないか確認
アパートやマンションに住んでいると、ベランダは住人の専用スペースと考えてしまいがちです。
しかし、実はベランダは共有部分なのです。火事などの非常時に避難経路として使う可能性があるので、ベランダを住民専用のスペースとするわけにはいきません。このような事情から、ベランダに物を置くことが制限されている場合もあります。
ベランダ菜園を始める前に、賃貸物件の管理者等にプランターを置いても良いかどうか必ず確認しましょう。

・隣近所や階下への配慮を
ベランダ菜園は一人暮らしの初心者でも挑戦しやすいガーデニングです。
とはいえ野菜を育てていると害虫が寄ってきたり、土や石が排水溝をふさいでしまったりする問題が起きることもあります。水やりの水が階下の洗濯物にかかってしまう危険性も考えなくてはなりません。
近所との距離が近い場合は、ちょっとしたことがトラブルの原因となってしまいます。ベランダ菜園を始める時は、近所迷惑にならないよう気を配りましょう。

・季節と日当たりを考えて野菜を選ぶ
一口に野菜といっても、栽培に適した時期はさまざまです。
またベランダに日光が当たりづらい時は、日陰で育つ植物を選んでみてください。自分の部屋のベランダ環境、種まきの季節に合った野菜を選ぶようにすると、失敗が少なくなります。

ベランダ菜園に必要なもの

 ベランダ菜園
ベランダ菜園に必要なものは、ホームセンターで簡単に手に入ります。培養土など重たいものはネット通販を利用しても良いですね。

・プランター
プランターを選ぶときは、野菜に合った深さの物を選ぶのがポイントです。
地面の中で野菜が育つジャガイモや人参、ぐんぐん育つトマトやキュウリは深さ30cm程度のプランターが適しています。一方で小松菜や水菜などの葉物は、浅めのプランター(深さ15cm程度)でも栽培することができます。

・培養土
培養土には野菜に必要な栄養があらかじめ配合されているので、初めてのガーデニングでも安心です。

・スコップ
プランターのサイズに合った使いやすいものを選びましょう。

・ジョウロ
口の部分にたくさん穴が開いているもののほうが、まんべんなく水やりができます。

・ガーデニンググローブ
土をいじると細かい汚れが手についたり、爪の中に砂が入ってしまったりして厄介です。
そんな時便利なのがガーデニンググローブです。いろいろなデザインの物から、自分好みの一品を探してみてください。

一人暮らしのベランダ菜園に適した野菜

 ベランダ菜園
一人暮らしの生活に活かせる野菜5選を紹介します。

・ラディッシュ
サラダを彩ってくれるラディッシュは4~5月の春と、9~10月の秋が種まき時。できれば害虫が少ない3月に種をまくのがポイントです。
種をまいて大体1ヶ月ぐらいで収穫が期待できるので、すぐに収穫を楽しみたい人に向いています。用意するプランターは浅いもので大丈夫です。
ラディッシュは日当たりの良い場所を好むので、日向のベランダで育てましょう。

・ミニトマト
一人暮らしの食卓にちょうど良いサイズのミニトマトは、ある程度ほうっておいても育つ初心者向けの野菜です。
ただし種から育てるのは大変なので、苗を買ってきて植える方法をとると良いでしょう。苗付けの時期は4~6月頃が適しています。
ミニトマトは苗付けから1ヶ月半程度で収穫が可能です。
ラディッシュと同じく日当たりの良い場所で育てましょう。水をあげすぎないのが上手に育てるポイントです。

・小松菜
小松菜は、真冬以外であればいつでも種まきができます。ベランダ菜園をしたくなった時、すぐに始められるのは嬉しいですね。
種まきをしてから1ヶ月ぐらいですぐに収穫できる点もポイントが高いです。小松菜は少し日当たりが悪い環境でも育てることができます。プランターは15〜20cm程度の深さの物を選びましょう。

・シソ
薬味として活躍するシソがベランダに生えていると便利ですね。
栽培に成功すれば、たくさんの葉を収穫することができます。食用のシソを育てるには日陰が向いているので、日当たりが悪いベランダの人でも家庭菜園に挑戦できます。
種まきには5~7月が、プランターは15〜20cm程度の深さの物が適しています。

・枝豆
一人暮らしのおつまみに最適な枝豆も、ベランダ菜園で育てることができます。
日当たりと風通しの良い場所が生育に適しています。種まきの時期は4月中旬〜6月頃です。収穫の時期は品種によって違いますが、早いものでも2ヶ月半、遅いものだと4ヶ月ぐらいかかります。じっくり野菜を育ててみたい人向きの植物です。

ここで紹介した以外にもきゅうり、なす、ニンジンなどベランダ菜園で作れる野菜はたくさんあります。
一人暮らしの生活にちょうど良い小さなガーデニングを生活に取り入れて、日々の生活を豊かにしてみてはいかがでしょうか。

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