夫婦同時で在宅勤務! スケジュール共有で家事も子育ても分担し快適生活実現

スケジュール共有
在宅勤務の導入をきっかけに、働き方やワークライフバランスを見直す人が増えています。
家で過ごす時間が増えて、家族の絆が強まったという人も多いでしょう。
しかし一方で、夫婦同時に在宅勤務をしていてケンカが増えた、ささいなことでイライラしてしまうという声も聞こえてきます。イライラの原因は、どうも夫婦のすれ違いにあるようです。
快適なリモートワーク生活を送るために、スケジュールアプリを使って夫婦の足並みを揃える方法についてお話します。

ずっと一緒にいるのに? 在宅勤務で増える夫婦のすれ違い

在宅勤務が普及する前は、多くの人は一日のスケジュールが固定されていました。
勤務日がだいたい月〜金曜日と決まっていて、毎日決まった時間に出退勤するなら、お互いに勤務日や勤務時間を報告せずとも特に困ることはありません。
残業や飲み会でいつもより帰りが遅くなる日があれば、「今日は遅くなるよ」「夕食は外で済ませるよ」と連絡して、すれ違いを防ぐことができました。
しかし在宅勤務が始まって、「相手が在宅なのか出勤なのか、その日にならないと分からない」「web会議の予定がかち合うとやりにくい」「仕事中なのか休憩中なのか分かりにくく、話しかけて良いか迷う」などの不満が生まれています。
相手の予定が分からないことが原因で生活のペースが乱れ、ささいな衝突や気持ちのすれ違いが起きてしまうようです。

妻の家事負担増も夫婦のすれ違いの一因

在宅勤務中の夫婦のすれ違いの原因に、家事分担に対する意識の違いも考えられます。
在宅勤務中は家での食事の回数が増えるため、料理や片付けの手間が増えます。
ずっと家に人がいるため部屋が散らかりやすく、ゴミの量や消耗品の補充回数、掃除の回数など、通常出勤の時よりも細かな家事の負担が大きくなります。
ところが共働き夫婦の家庭では、女性の半数以上が在宅勤務中に家事の総量が増えたと感じている一方、男性は36.6%にとどまっているという調査結果があります。
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■出典元:「パナソニック調べ」30・40代夫婦のライフスタイル調査第4弾(2020年6-7月調査)

同じ調査にて、2019年と2020年の緊急事態宣言発令期間の肉体的・精神的な疲労度を比較したところ、男性・女性ともに仕事の疲労度が減っているものの、女性は家事への疲労度がアップしていることも判明しています。
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■出典元:「パナソニック調べ」30・40代夫婦のライフスタイル調査第4弾(2020年6-7月調査)

これらの調査結果から、夫側に家事が増えたという意識が薄く、増えた家事の負担が主に妻にかかっている家庭が少なくないことが伺えます。
在宅勤務のすきま時間にやるような「見えない家事」のほとんどが妻の負担となっているが夫がそれに気付かず、むしろ仕事も家事も楽になったと感じていることも、在宅勤務中の夫婦のすれ違いの一因かもしれません。
さて、スケジュールや家事分担の意識のすれ違いでイライラせずに、お互い気持ち良く在宅勤務を続けるには、どうすれば良いでしょうか?

スケジュールの共有に便利なカレンダーアプリ

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在宅勤務中はGoogleやOutlook、Slackなど、オンライン上でのコミュニケーションツールを活用して仕事をしている方も多いと思います。
このようなツールやサービスは、離れた場所でも一瞬で情報共有しやり取りの記録を残せる点に、従来の口頭のコミュニケーションとは違った便利さがあります。

パソコンに向かっている時間が多い在宅勤務中は、同じ家の中にいても直接会話をする機会が減ってしまいます。
そこで思い切って夫婦の間でも、オンラインの共有カレンダーで、スケジュール共有してみるのはいかがでしょうか。

スマホで手軽に始められる共有カレンダーとして、Googleカレンダー、iPhoneの「カレンダー」、TimeTreeなどのカレンダーアプリがあります。
共有カレンダーアプリのメリットは、スマホやPCでいつでも予定が確認できて、即時に更新・共有できる点です。
そして、予定の日時には通知が送られるので、うっかりスケジュールを忘れてしまうというミスを防げます。
年単位の長期のスケジュールを立てやすく、子どもの入園・入学などのイベントや受験についての情報が共有できるのも、夫婦にとってうれしいメリットです。

スケジュール共有で家事シェアを進めよう

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カレンダーアプリを活用して、家事分担のすれ違いを解消するアイデアもあります。
家事分担に関する夫婦の意識のすれ違いは、夫に認識されていない「見えない家事」が原因の一つと思われます。
アプリでのスケジュール共有やタスクリスト機能を利用して、家事をタスクとして「見える化」するのも手段の一つでしょう。
水回りの掃除や消耗品の買い出しのように定期的に必要な家事は、スケジュール共有することで「見える化」できます。
空き時間にできる家事はあらかじめリストにして共有すると、妻と夫のそれぞれが在宅勤務の休憩中や気分転換に家事を片付けることができます。

「見えない家事」の中には、妻が重要と思っていても夫は必要ないと考えているものもあります。
家事を完璧にやろうとするときりがないため、できるだけ負担を減らして仕事に集中するための工夫も必要です。
タスクリストにすることで「見える化」した家事の棚卸をして、無駄な家事を省けないか話し合ってみましょう。

同じ家で過ごしている在宅勤務中なら、コミュニケーションを取る時間はたっぷりあるように思えます。
それでもすれ違いでイライラやケンカにつながってしまうとしたら、もしかするとコミュニケーションの取り方が間違っているのかもしれません。
在宅勤務で増えた家族の時間を笑顔で仲良く過ごすために、夫婦の間も新しいコミュニケーションスタイルにチャレンジしてみませんか?

調査データ参照:
パナソニック株式会社 コンシューマーマーケティング ジャパン本部調べ
30・40代夫婦のライフスタイル調査第4弾(2020年6-7月調査)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000407.000024101.html

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