子どもが成長するにつれ、ママたちの悩みのひとつとなるのが「落書き」です。
お気に入りの家具や壁に落書きされてしまって困ってしまった……という経験がある方も多いのではないでしょうか。しかし絵や線を書くことは子どもの成長にとって欠かせないものです。
できればダイナミックにお絵かきを楽しませてあげたいですよね。そこでおすすめしたいのが「落書きできる壁紙」です。

自分で貼れる落書きできる壁紙を使ったセルフリフォームをご紹介します。

お絵かきは子どもの成長にとってとても大切な遊びのひとつです。
幼い子どもにとって、手でペンやクレヨンを握ることは指先の発達にとても役立ちます。手や指先を動かして絵や線を描くことは、脳神経を刺激して発達させてくれます。
自分の手を動かして線を描くことで、楽しみながら手や腕をコントロールする訓練になるのです。

また絵を描くことは、自分の内面にあるものをアウトプットする作業です。
こんなものを描きたいな、という想像力、思考力、表現力を育みます。花や虫、好きなキャラクターなど見たことがあるものを描くには、そのものをよく見る事が必要ですから観察力も育みます。

絵を描くことは想像や感覚などを司る右脳を中心に使います。右脳を活性化することで、ひらめきや発想力を育むことも出来るのです。

子どもにとって楽しみながら絵を描くことは、成長のためにもとても大切なことです。
落書き帳などを使うことも良いですが、大胆に大きな絵を壁に描くのは特別でとても楽しいものです。
子どもの成長を楽しむためにも、落書きできる壁にセルフリフォームするのも良いのではないでしょうか。

・黒板のようにチョークで落書きできる壁紙を使ってセルフリフォーム
お部屋のアクセントカラーにもなっておすすめなのが、貼るだけで壁が黒板として使えるようになる壁紙です。
こちらは特殊な樹脂を配合しているため、チョークで描いた落書きを水拭きでかんたんに消すことができます。黒板らしいダークグリーンはもちろん、ピンク系、グレージュ、水色などさまざまなカラーバリエーションで、お部屋のインテリアに合わせて色が選べるのもメリットです。

チョークを使って子どもが落書きするのももちろん楽しいですし、カフェのようにランチメニューを書いたり、家族への伝言板として使ったりとさまざまな使い方が出来ます。子どもが大きくなってもオシャレに楽しめるのではないでしょうか。

一面壁紙を張り替えるのが大変な場合は、子どもの手が届く範囲に貼って、2色の壁を楽しむというのも素敵ですね。
賃貸の場合は貼ってはがせる壁紙用ののりを使えば原状回復も可能です。

・壁をホワイトボートにできちゃう！ 貼ってはがせるホワイトボート壁紙
壁の色を変えるのは気になる、という方には壁がホワイトボートになる壁紙もおすすめです。
チョークではなくホワイトボード用のマーカーで描けるので、粉が落ちる心配もありません。光沢感のある白なので、落書きをしていない時は見た目がシンプルなのもうれしいポイントではないでしょうか。
ガラス面に貼ることができますから、お部屋の掃き出し窓の下部に貼りつける、テーブルの上に貼って落書きできるテーブルにするなどして使うのもおすすめです。
ただしこちらは壁紙に貼り付けると、壁紙を傷めてしまう可能性もあるため、賃貸の場合は注意してください。

賃貸だから壁紙を張り替えるのは不安、あまり大掛かりなDIYは面倒、という方は大きな付箋を使うのもおすすめです。
大きな模造紙タイプの付箋で、壁紙の上から貼っても簡単にはがすことができます。絵を描いてから壁に貼って楽しむのもいいですし、壁にあらかじめ何枚か貼ってから落書きさせてあげれば、手軽に落書きOKの壁を作ることができます。

お絵かきを自由に楽しめるのは、子どもにとってとても楽しい遊びです。
落書きできるDIYアイテムを上手に使って、親も子どももお絵かきを楽しんでみてください。